紅白戦秋場所
少し前のことですが、夏休みの終わりに紅白戦(部内大会)を行いました。
例年春にはオープンキャンパスに合わせて行っていましたが、秋にやるのは今年が初の試みでした。
春には1年生が出られるように手動機用のルール。
秋には本番の大学ロボコンを想定して自動機用のルール。
この時期に大学にオープンキャンパスとか無いので、部内だけで行いました。
自分がルールを考えたんですが、この企画を思いついた時点では正直不可能だろうな、と思っていました。
夏休みとは言っても追試がある人もいるし、マイクロマウスなど他の大会だって控えている。何よりも、自動機を作るのは労力と時間が相当必要。
それでも決行したかったのは、2007年の大学ロボコンに出て必要だと思ったから。
2006年は残念ながら書類審査で落選してしまったため、実際にピット側に入ったことのあるメンバーが1人もいない状態での出場だった。つまり、経験が足りてなかった。
頭の中でシュミレートするのと、本番で動かすのは全然違う。
一番違うのは実際に対戦相手がいること。そして次に審判がいること。
相手との作戦の読みあいや、対戦順などによる調整時間のなさ。さらに練習とは違って機体が暴走しても何よりルールが優先などなど。
舞台の裏側に入ってみて初めて分かることがものすごくたくさんあった。でもこれは口で言ってもなかなか伝えられない。
もちろん他にも理由があって、大学ロボコンのような格子トレースの必要性がある大会がほとんどないことや、後輩に単純に自動機の製作練習をしてもらうこと。
他にも本番まであと何日あって、機体担当は何日までに完成させて、それに合わせて回路も作って…とかいう計画性がないと、どんな危険な状態になるかとか。
今年の大学ロボコンでは、自分達の機体は「予選では」ちゃんと動いたが、想定通りの動きをしていないところや、当日に作ったり直しているところも実際にあった。
そんなこんなで秋の紅白戦を行ったわけですが、思ったよりもたくさんの人がエントリーしてくれたおかげで結構盛り上がりました。
少しでも何かしら部員の糧になってくれてるといいんですけどね。
ルール考えるのとか準備するのとか大変だけど、来年も似たようなことをやってくれると嬉しいなぁ。
なんかすごくマジメに書いてしまった。恥ずかしい。
しかしこのブログ書いてる人少ないなぁ。
もっとどうでもいいことでいいから、他の部員も書こう?
書き込み方法
(パスワードとかはwikiのToppage > NHK > 2007 > 事務局)
“紅白戦秋場所” に対して1件のコメントがあります。
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なんかいい文章ですね。
NHKに出た人しか分からない、生々しい感想だね。ぜひ来年も出場して、その経験を後輩に伝えてください。