NHK大学ロボコン2014 黒歴史

今回はNHKのプロジェクト中に生まれた数々の黒歴史を振り返りたいと思います。

その1 電磁ホルダ

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カネテックのKEP-3Cです。
連携やポールウォーク等に使えたらと考え、有志が私費を出し合い複数個購入しました。
・・・が、大して使えるか確認もすることなくお蔵入りとなってしまいました。

今回の大会では有効に使用している大学さんも居ましたので、部内でABUにおける可能性を期待されています。

オークションで一個300円で購入できたものなので、よく考えると大して黒歴史ではないのかもしれません。

その2 タイミングプーリ

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親ロボットの足回りのタイミングベルトが歯飛びすることが問題になったことがありました。

この対策として、絶対に歯飛びしないであろうベルトを使用できればよいと考え、このようなタイミングプーリを10個購入しました。
画像左が問題のタイミングプーリで、右隣にある小さいものが大会で使用したものです。

重量制限を極めて圧迫し、ステアリングに大きく影響を及ぼすことが懸念されたため、一回も試すことなくお蔵入りとなりました。

更に一個当たり4000円程の高価格も部費を圧迫する要因となりました。
後日談として、歯飛びの問題は部に余っていたベアリングを利用したテンショナーを自作することでノーコストで解決することに成功しました。

その3 殺人シリンダ

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写真の下部のシリンダを殺人シリンダ・上部のシリンダを超殺人シリンダと呼称していました。
1mの定規を参考に写しています。
これらのシリンダはシーソーやブランコのタスクを行うのに使用していた時期がありましたが、スピードが極めて遅く、また重量が1.5kg程もあったので途中でお蔵入りになりました。
その後使用し始めた代用のエアシリンダは200g程度の重量で、全てのタスクを高速にこなすことができます。

その4 KitMill

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OriginalMindの30万円ほどのCNCフライスです。他大学さんが持っているのを見て羨ましくなり3月ごろに調達しましたが、文字通りお蔵入りになっています。梱包を開けてすらいません。

その5 静電気対策グッズ

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親ロボットが発生する静電気により、子供ロボットが動作しなくなる不具合がありました。
この対策として様々な静電気対策グッズを購入しましたが、その殆どは一日でゴミ箱に投じられることになってしまいました。
画像は親ロボットについている「効果を確認することができなかった」グッズです。静電気除去効果はありませんが肌触りが良いので操縦者の気持ちを落ち着かせることが出来、唯一採用されました。

その6 子供ロボット1.5号機

1月頃に機体班のエースの戦意高揚の為に、エースが設計・製作を一人で行いました。完成後、碌な動作確認を行うこともなく解体され、その経験はその後何にも生かされることはありませんでした。
余りにも機体完成から解体までが早かったので、唯一写真の存在しないロボットとなっています。
部内ではエースの心情を鑑みて、この話をすることはタブーとなっています。

その7 MROタペストリー

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今回応援団長を努めた先輩が一儲けしようと12月ごろ製作したタペストリーです。
大量に発注したものの、購入者が誰も居らず万単位の大赤字を出したそうです。
部室に在庫が大量にございますので欲しい方は打診してください。